インターネットビジネスを運営する人、始めたい人のためのインターネット広告用語辞典
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コンバージョン

こんばーじょん
Conversion

コンバージョンとは?

商用目的のウェブサイト上で獲得できる最終的な成果。
オンラインショッピングサイトならば商品購入、情報提供サイトやコミュニティサイトならば会員登録などがコンバージョンにあたる。

不動産などの高額商品や、ビジネス向けのサービスなど、最終的なクロージングまでのハードルが高い商材の場合、ウェブサイト上では資料請求や問い合わせなどの一次的な成果がコンバージョンとなる。(図1参照)

サイトへのアクセス数に対して、コンバージョンに結びついた件数の割合をコンバージョンレートと呼ぶ。

(図1)コンバージョンの例

「コンバージョン」に対する理解はどんな事に役立つ?

インターネット広告の最終的な費用対効果を明らかにする、もっとも重要な指標。

コンバージョンは、インターネット広告などの有料施策の費用対効果を把握する為には最も重要な指標です。インターネット広告などでコストをかけて、どれだけ多くのアクセスを獲得しても、売上げにつながる最終成果であるコンバージョンが発生しなければ、意味がありません。

(図2)「コンバージョン」のポイント

インターネット広告検索エンジン対策(SEO)など、なんらかの有料施策を行った際は、その施策で獲得できたアクセス数だけでなく、コンバージョンにも着目しましょう。

コンバージョン」に関して、具体的に着目すべきポイントはコンバージョンの「件数」、コンバージョンの「割合」、1コンバージョンあたりの「コスト」の3点です。(図2参照)

特に1コンバージョンあたりのコストは最も重要です。これによって、インターネット広告などの有料施策の最終的な費用対効果を測ることができます。

費用対効果を測るうえでは、クリック単価(CPC)も大切な指標です。しかしどんなに安く大量のクリックを獲得できても、最終的な成果となるのはコンバージョンであることを忘れてはいけません。

インターネット広告などの有料施策を利用した際は、クリック単価とあわせて、コンバージョンあたりのコストも必ず確認するようにしましょう。

費用対効果の高い施策、低い施策が明らかになり、無駄な広告コストを大幅に削減することで、効率よく成果を獲得できるようになります。

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