インターネットビジネスを運営する人、始めたい人のためのインターネット広告用語辞典

CTR

しーてぃーあーる
Click Through Rate

CTRとは?

Click Through Rate(クリック・スルー・レート)の略。クリック率。広告がクリックされた(る)割合。

CTRは、クリック数÷インプレッション(広告が表示/配信された数)で割り出すことができる。(図1参照)

(図1)「CTR」の割り出し方

「CTR」がわかると、こんな事ができる!

費用対効果の高い広告と低い広告を見極めることができる。

CTRが高い広告は、費用対効果の高い広告と言えます。(※PPC広告のようなクリック課金型の広告や、クリックインセンティブ型の広告は除く。)CTRは、どれくらいの人が広告に反応してくれたかを測るもので、広告の費用対効果を知るうえで重要な指標となります。

例えば、100万円のコストをかけて、発行部数200万部の新聞に広告を掲載したとします。
2万人の人が広告に目をとめてくれるのと、5千人の人しか目にとめてくれないのでは、同じ100万円のコストでも効果に大きな差がでます。(図2参照)

実際には、掲載した新聞広告についてこのような計測を行うのは不可能です。しかし、インターネット広告の場合は、CTRを計測することができる為、広告の費用対効果を明確にすることができます。(図3参照)

(図2)新聞広告の費用対効果
(図3)インターネット広告(メール広告)の費用対効果

CTRは、広告対象商品といかにマッチした対象者に広告を配信できるか、また、広告原稿のクリエイティブの質にも大きく左右されます。

同じメール広告媒体に、同じ条件で、3種類の異なる広告原稿を配信したとします。CTRは、広告原稿によって大きく異なるケースがほとんどです。
3種類の広告原稿のうち、CTRの高かった原稿と低かった原稿を比較して、それぞれの特長を分析すれば、CTRを高める為のポイントがみえてくるはずです。

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