直帰率
直帰率とは?
直帰率が高いということは、せっかくウェブサイト内に用意した様々な情報を見てもらうことなく、ウェブサイト上で販売・紹介したい商品やサービスの魅力を十分アピールできずに多くの訪問者を帰してしまっているということになります。
検索エンジンやインターネット広告、外部リンクなどからウェブサイトに訪れる人は、わざわざ検索したり、または広告やリンクバナーなどを見て何らかの興味を感じて訪問してくれた人ですから、効果的に商品やサービスの魅力を伝えることができれば、高い確率で成果につながるはずです。
まずはウェブサイト内で入口として多くの訪問者を集めているページのうち、直帰率の高いページをアクセス解析で発見しましょう。直帰率の高いページは、訪問者が知りたい情報を十分に提供しきれていなかったり、他のページに移動しようとして何らかの原因で挫折させてしまっている可能性があります。
このようなページを改善することで、直帰率を低減すれば、サイトの入口からもう一歩お店の中に足を踏み入れてもらい、商品やサービスのメリットを十分に説明する機会が得られます。結果的にコンバージョン率が高くなり、サイトからの収益も高めることができます。
PPC広告やバナー広告など、有料広告から費用をかけて獲得したサイトへのアクセスは、特にムダにしてはいけないものです。 これらのアクセスからの直帰率を調べてみましょう。
直帰率が高い場合は、広告でアピールしている内容とランディングページの内容がずれてしまっている場合があります。
せっかく広告内のある謳い文句に惹かれてサイトにアクセスしたのに、サイト上(のランディングページ)では、その謳い文句に関する記述が見つからない、あるいは詳しい情報にアクセスする為のリンクが見つからない、などの理由で直帰率が高くなってしまっている場合もあります。(図2参照)
このような場合は、広告の内容に応じたランディングページを別途用意する、ランディングページ最適化によって直帰率を低減し、広告の費用対効果を高めることが可能です。
【直帰率】
検索エンジンや広告からウェブサイトへの入口となるページを「ランディングページ」と呼びます。
「ランディングページ」での直帰率を低く抑え、広告やSEOの費用対効果を高める方法を、「ランディングページ最適化」(LPO)と呼びます。
「直帰率」に対する理解は、どんなことに役立つ?