インターネットビジネスを運営する人、始めたい人のためのインターネット広告用語辞典

バナー広告

ばなーこうこく
Banner Advertisemnet

バナー広告とは?

ウェブページ上に、画像やテキストを貼り付けるタイプのインターネット広告。主に画像タイプのものをバナー広告と呼ぶことが多く(図1参照))、テキストのみのバナーはテキストバナー広告と呼ばれる。

掲載先のウェブサイト(ページ)のページビューインプレッションが多ければ多いほど、掲載料金は高くなる。

また、ページビューやインプレッションに依存する料金体系のバナー広告とは別に、成果報酬型のバナー広告もある。
成果報酬型バナー広告は、バナーをクリックしてサイトに訪れた人が、実際に何らかの成果となるアクション(商品購入や資料請求など)を起こした件数に応じて費用が発生する。

(図1)「バナー広告」の例

「バナー広告」はどんなプロモーションに向いている?

クリックだけでなく、広告そのものを「見せる」ことで認知度を高めたいプロモーションに。

バナー広告は、あらかじめターゲットを大幅に絞り込んで配信するメール広告検索エンジン広告と比較して、幅広い層の人たちに広告を見てもらえるという特長があります。

また、メール広告や検索エンジン広告では、まずはクリック(=サイトへのアクセス)を獲得することが大きな目標となりますが、バナー広告(特に画像バナー広告)の場合、バナー広告自体を繰り返し目にしてもらうことで、広告がクリックされなくても十分な認知効果が期待てきるというメリットもあります。

このような理由から、幅広い層の人に繰り返し広告を目にしてもらえる露出型(⇔成果報酬型)のバナー広告は、以下のようなプロモーションに向いていると言えます。

マスメディアを利用した大規模なプロモーションの、インターネット上での広告露出強化。
長期間、同じ広告枠に掲載を続けることで、商品やサービス・企業の認知度を徐々に高める、ブランディング的な目的の強いプロモーション。

特に、テレビCMや新聞広告などマスメディアを利用した大規模なプロモーションの場合、テレビや新聞への接触時間が短くなってきているターゲット層への広告露出を強化する為には、インターネット上のバナー広告が最適と言えます。メディアミックス効果によって、広告対象商品の認知度を強化することができます。


確実に「成果」を獲得するには成果報酬型バナー広告などが適当。

一方で、広告にかけるコストを確実に売上げに転換したい場合のプロモーションには、上記のような露出型のバナー広告よりも、成果報酬型バナー広告や、検索エンジン広告が効果的です。

高い精度で絞り込まれた見込み客のクリックや、商品購入・資料請求などの最終成果をムダな広告費用の発生なしに獲得できるからです。

バナー広告は、インターネット上の広告としては最もわかりやすいかたちでユーザーの目に触れるため、「インターネット広告=バナー広告」というイメージも強いようです
確かに、人気のあるポータルサイトなどにバナー広告を掲載すれば、膨大なインプレッションが得られますが、このようなポータルサイトへのバナー広告掲載は莫大なコストがかかります。

費用対効果を考えると、すべてのプロモーションにバナー広告が最適というわけではありません。
自社のプロモーションの性質、予算、目的を見極めたうえで、最適なインターネット広告を選択することで、貴重な予算を最大限有効に活用することができます。

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